第4回公演「かぞく」
2013/4/25~28


[ 演出 ]
中野 志朗
[ 作 ]
勝嶋 啓太
[ 出演 ]
青 / 竹内 勇人
赤 / 坂井 宏充
黄 / 中田 由布
[スタッフ]
美術/土岐 研一
照明/島田 雄峰
音響/長谷川淳
舞台監督/杜江 良
舞台監督補佐/大熊 康弘
制作/黒田 能靖 奥村飛鳥(笛井事務所)
宣伝美術/竹内 勇人 サカイケイタ
演出補佐/森兼 健二
音楽(上演後ライブ)/宮腰 理
撮影/サカイケイタ 勝嶋啓太
編集/サカイケイタ
[ 協力 ]
うめの木作業所、M.M.P、文学座
廣川靖、新宿ゴールデン街劇場
[企画・制作]
ハイブリッド
【公演会場】
新宿ゴールデン街劇場
【公演日程】
2月14日(金) 15:00/19:00
2月15日(土) 13:00/16:00/19:30
2月16日(日) 13:00/16:00
2011年「最悪だ、」、、、2012年「お昼寝の時間」、、、2013年「トモダチ」、、、
他人とうまく付き合えない、なのに他人がいないと生きていけない―そんな現代人が誰しも抱える、
<<孤独>>や<<哀しみ>>、シュールな世界観と馬鹿馬鹿しい笑いで描き出してきた、
知る人ぞ知る演劇ユニットハイブリッド。
その第四弾となる今回のテーマは、ズバリ、<<家族>>。
テレビ観ながら、メシ食ってただけなのに、、、、、、気が付いたら、記憶喪失!?
あんた、誰? って言うか、わたしは、だれ? そもそも、ここは、どこ?
自分は何者なのか―失われた過去を求めて彷徨う、三人の男女の前に立ちはだかる
<<家族>>という名の<<記憶の迷宮>>、、、、、、
そして、彼らに突き付けられた衝撃の真実とは?
子どもの頃、よく実家にまつわる夢を見た。
夢の中では一階の床に秘密の扉があって、それを開けると地下室へ降りてゆく階段がある。また両親の寝室の箪笥をどけると、今迄、気付くことのなかった部屋があったりする。夢の中に現れる実家は、現実の実家とは似ていながらも「別世界」に繋がっており、内包する世界はどんどん巨大なものになってゆく。
夢の中に現れる家は、無意識の世界につながっているのだろう。
そこでは、現実にあった/なかった記憶が混在しているのだろう。
子どもの頃の自分は、夢に現れた実家の中を彷徨うことで、自らの存在の礎を発見したかったのかも知れない。
ハイブリッドのスタッフ・キャスト全員で紡ぎ出した夢の中の家を、観客席の皆様もご一緒に彷徨って頂けましたら幸いです。
演出 中野 志朗
※全画面でご覧になる場合はYouTubeのページよりどうぞ